手を挟む危険性のある装置の起動方法

まさと
まさと

効率のいい装置を設計することも大事だが、安全性が最重要である

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両手操作機器による防止法

一番手っ取り早い安全な手はさみ防止の方法は両手操作機器を採用することである。

両手操作機器についてはISO13851に規定されている。要約すると以下の通り

  1. 片手での操作を防止する場合
    スイッチ間を水平距離で最短部分を260mm以上離す
  2. 同じ腕の手と肘での操作を防止する場合
    スイッチ間を水平距離で最短部分を550mm以上離す
  3. 両手肘による操作を防止する場合
    カバーを取り付ける
  4. 片手と身体の他部分による操作を防止する場合
    床面より1100mm以上の場所にスイッチを設置する
両手操作機器の要求事項に対する参考図

基本的な現場では1の260mm離すだけで十分ですが、どこまでを想定して設計するかをしっかり考えておく必要があります。

まさと
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両手操作にしたから安心!と短絡的に考えるのではなく、この設計にしたことでどこまでの不正な使用方法を防げるのかを考える必要があります。

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ライトカーテンによる防止法

ライトカーテンというセンサーを採用して手はさみを防止します。

ライトカーテンを通過したときに機械の停止動作が行われるように制御を行います。

厳密に使用しようとすると、センサーから危険箇所までの距離や、停止時の機械の応答速度など様々なことを考慮しなければなりません。


ライトカーテンを使用した場合についてISO13851に規定されている。要約すると以下の通り

  1. 人の侵入を検知する場合
    S=K×T+C 40<d≦70

    K=1600mm/s
     ※人の歩行速度
    T=機械の停止時間+ライトカーテンの応答時間
    C=850mm
     ※人の腕の長さ
  2. 手の侵入を検知する場合
    S=K×T+8×(d-14) d≦40

    K=2000mm/秒
     ※手の速度
    T=機械の最大停止時間+ライトカーテンの応答時間
    d=ライトカーテンの最小検出物体値

まさと
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装置のサイズ感によってはこの規格内におさめるのは厳しいものとなりますので、両手押し操作と併用することでより、安全性を担保できます。
安全に関しては社内で規定をしっかり作りましょう。

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